米国株は反落、GSEへの懸念や原油最高値で 

米国株は反落

米国株式市場は反落。政府関連住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)(FNM.N)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)(FRE.N)の健全性をめぐる懸念に加え、原油が147ドル台を超え最高値を更新したことで景気見通の不透明感が高まった。

ナスダックとS&Pは、2004年以来初めて6週間連続で下落した。

ファニーメイとフレディマックの資本が十分でない可能性があり、すでにぜい弱となっている米経済をさらに悪化させるとの懸念が相場を圧迫した。

ポールソン米財務長官はこの日、GSEに関する声明を発表し、「現在の形」で両社を支援することが現時点での主要目標であるとし、早期の政府による救済は示唆しなかった。

原油が最高値を更新したことで、燃料コスト高による企業利益や消費支出への影響をめぐるセンチメントが悪化した。

ダウ工業株30種は128.48ドル(1.14%)安の1万1100.54ドル。

ナスダック総合指数は18.77ポイント(0.83%)安の2239.08。

S&P総合500種指数は13.90ポイント(1.11%)安の1239.49。


ダウは4週間連続で下落し、週足では1.7%安。ナスダックは週足で0.3%安、S&Pは1.9%安だった。

この日、主要3指数はすべて一時2%超下落した。ダウは06年7月以来初めて1万1000ドルを下回る場面もあった。値動きの荒い展開となるなか、午後終盤の取引ではプラス圏に転じる場面もあり、3指数ともこの日の安値からは戻して引けた。

ファニーメイは22.4%安の10.25ドル。一時、6.68ドルに下落した。フレディマックは3.1%安の7.75ドル。一時、3.89ドルまで下落したが、8.57ドルに上昇する場面もあった。 

米連邦準備理事会(FRB)がファニーメイとフレディマックに連銀窓口貸出の利用を可能にすることを検討していると上院銀行住宅都市委員会のドッド委員長が述べたことを受け、両銘柄は午後の取引で、この日の安値から戻した。   

金融株の下げが目立った。S&P金融株指数は2.6%安。

追加損失の可能性への懸念から、保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)(AIG.N)は3.8%安。  

JPモルガン・チェース(JPM.N)は3.9%安、バンク・オブ・アメリカ(BAC.N: 株価, 企業情報, レポート)は3.1%安。シティグループは、両銀を含む複数の米銀行の見通しや目標株価を引き下げた。

リーマン・ブラザーズ(LEH.N)は16.6%安。前日は12%安だった。

原油高の打撃を受けた航空株指数は5.6%安、小売株指数は2.1%安。

ビール大手のアンハイザー・ブッシュ(BUD.N)は逆行高で8.6%上昇。関係筋によると、同社は競合のベルギーのインベブ(INTB.BR)と友好的身売りの方向で交渉を開始した。

[ニューヨーク 11日 ロイター]

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[ 2008/07/12 15:00 ] 米国株式市場 | TB(0) | CM(0)

世界各地でiPhone現象、スマートフォン需要は一段と加速へ 

iPhone

米アップル(AAPL.O)の携帯電話端末「iPhone(アイフォーン)3G」が11日に20カ国・地域以上で一斉に発売され、ショップ前には徹夜組を含む行列ができるなど熱狂的に受け入れられた。

現地時間11日午前零時1分に世界に先駆けて発売されたニュージーランドで、最初にアイフォーン3Gを手に入れたのは22歳の学生ジョニー・グラッドウェルさん。世界第1号ユーザーとなるため真冬の屋外で60時間近くも待ったグラッドウェルさんは「充電してちょっと試してみて、ゆっくり眠ることにする」と語った。

ニュージーランドでは、アイフォーン3Gを販売するボーダフォン(VOD.L)の店舗前に数百人が並び、音楽とともにカウントダウンも行われた。

アップルは今回の新型アイフォーンの投入により、韓国サムスン電子(005930.KS)や台湾の宏達国際電子(2498.TW)、フィンランドのノキア(NOK1V.HE)といったメーカーが競争を繰り広げながら急拡大するスマートフォン需要を取り込む狙いがある。2007年6月に発売された初代アイフォーンは、数日間で27万台が売れた。

JPモルガンのアナリスト、チャールズ・グオ氏は「アイフォーン現象はスマートフォンの普及を促進するだろう。iPod(アイポッド)がMP3プレーヤー業界を変えたように、状況を一変させる」とみている。

アナリストらは、新型アイフォーンのユーザーは年内に世界全体で最大1050万人になると予想。旧型アイフォーンは約600万台が使われており、2008年末までに1000万台を販売するというアップルの目標は達成確実とみられている。

日本ではソフトバンク(9984.T)の子会社、ソフトバンクモバイルが11日午前7時から販売を開始。1500人以上が1キロ超にわたって並んで新製品を求めた。

昨年に欧米で発売されたアイフォーンは、画面に触れて操作するタッチパネルを備えインターネットが利用しやすいとして関心を集めていたが、アジアでは高速通信に対応したアイフォーン3Gによって初めてユーザーの手に届いた。

ソフトバンクの孫正義社長は「本当の意味で、携帯がインターネットマシンになる歴史的な記念すべき日」などとコメントした。

モルガン・スタンレーは、先月にアップルの目標株価を185ドルから210ドルに引き上げた。パイパージャフレイは、来年には4500万台が売れると予想している。

一方、アナリストの間では、アイフォーンがワンセグやおサイフケータイに対応しておらず、日本の携帯電話市場で人気を持続できるかどうかについては懐疑的な見方も多い。また、中国や東南アジアでは、コピー品やアンロックされたアイフォーンが多く出回ることも予想されている。

[東京/ウェリントン 11日 ロイター]

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[ 2008/07/12 14:44 ] とれたてニュース | TB(0) | CM(0)

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